書き込んだワークを2回目に使う方法 — 問題集・過去問の答えを消して繰り返す
テスト前に「このワーク、2回目をやりたい」と思ったときには、もう答えが書き込まれている。学校のワークは書き込んで提出しないといけない。過去問は年度ごとに何度も解きたいのに、1回で使い切ってしまう——。
結論を先に: 冊子は元に戻そうとしないほうが早いです。ページを撮影して答え・書き込みだけを消した「2回目用の紙」を作るのが、提出物も冊子も傷めずに済む方法です。無料でPDF保存・印刷までできます。
問題集・ワークが、プリントより厄介な3つの理由
- 提出義務がある — 学校のワークは書き込んだ状態で提出するものが多く、そもそも消せません
- 製本されている — 1枚ずつ外せないので、コピー機に平らに置けません。無理に開くと背が割れます
- 書き込む前提で作られている — 解答欄が本体にあるため、ノートに解くと問題番号との対応が崩れがちです
プリントなら「解く前にコピーを取る」で解決しますが、冊子はそれ自体が難しい。ここが問題集特有の壁です。
方法1: 付箋や修正テープで隠す
いちばん手軽で、道具もすぐ手に入ります。解答欄に付箋を貼れば、その上から解き直せます。
ただし書き込みが多いページほど貼る枚数が増え、剥がれたりページが分厚くなったりします。数式や図に重なる書き込みは隠しきれません。「数ページだけ」なら現実的な方法です。
向いているケース: 対象が数ページ・書き込みが解答欄に収まっている
方法2: コピーを取る
コンビニや家庭用の複合機で複写する方法です。ただし冊子は平らに開きにくく、見開きの中央に影と歪みが出ます。そして当然ながら書き込みごと複写されるので、書き込んだ後では2周目の役に立ちません。
有効なのは「解く前にコピーしておく」場合だけです。次に新しい問題集を買ったときのために、覚えておくと便利です。
向いているケース: まだ解いていない・事前にコピーできる
方法3: 撮影して、AIで書き込みだけを消す
ページをスマホで撮影すると、AIが鉛筆の答えも色ペンの書き込みも手書きとして判定して消し、印刷された問題文・図・罫線は残します。白紙に戻った状態をPDFや画像で保存し、印刷すれば解き直し用の紙になります。
冊子に一切手を触れないのが利点です。提出用のワークは書き込んだまま残せますし、背を割ったり切り離したりする必要もありません。
無料Webアプリ「プリントリセット」の場合、手順は3ステップです。
- ページの写真を選ぶ(その場で撮影してもOK)
- 「書き込みを消す」を押してAIの処理を待つ
- PNGまたはPDFで保存して、家のプリンターやコンビニで印刷する
冊子を撮るコツ: 見開きのまま撮らず片ページずつ、真上から。ノド(中央の綴じ部分)の影が入ると精度が落ちます。本を手で押さえるより、重しを置いて両手を空けるほうが安定します。詳しくは撮影のコツの記事へ。
ブラウザで動くのでアプリのインストールも会員登録も不要、保存・印刷まで無料です。画像は端末の中だけで処理されサーバーへ送信されないため、名前が書かれたページでも扱えます。
中古で買った教材の書き込みにも使えます
フリマアプリなどで手に入れた問題集に、前の持ち主の答えが書き込まれていることがあります。他人の筆跡でも判定は同じで、鉛筆・赤ペンを問わず手書きとして消せます。安く買った教材を、書き込みのない状態で使えます。
なお、教材のコピーは自分や家族が使う範囲にとどめてください。友人に配ったりインターネットにアップロードしたりすると、著作権の問題になります。
過去問は「年度ごとに1回」で終わらせない
過去問は本来、時間を空けて2回・3回と解く価値のある教材です。ところが1回目の書き込みで使い切ってしまい、結局「答えを覚えているだけ」の状態で本番を迎えることがあります。
白紙に戻した紙を用意しておけば、1回目から時間を置いて解き直せます。特に間違えた問題は、日を空けて2回目を解いたときに初めて定着します。
2回目は「全部」ではなく「間違えた問題だけ」
冊子を丸ごとやり直すのは分量が多く、途中で止まります。間違えた問題のページだけを白紙に戻して2回目を解くほうが続きますし、時間対効果も高くなります。テスト前など時間がないときは特にそうです。
続けるための工夫は2周目のさせ方の記事にまとめています。
よくある質問
- Q. 書き込んでしまった問題集を、もう一度解くことはできますか?
- できます。ページをスマホで撮影し、AIで書き込みだけを消すと、印刷された問題文を残したまま白紙の状態に戻せます。それをPDFや画像で保存して印刷すれば、冊子を汚さずに2周目が解けます。付箋で隠す、コピーを取るといった方法もありますが、書き込みが多いページや冊子の見開きでは手間が増えます。
- Q. 学校のワークは書き込んで提出しないといけません。それでも2周目はできますか?
- できます。提出用の冊子はそのまま書き込んで残し、解き直し用は撮影して書き込みを消したものを印刷して使う方法があります。冊子を切り離したり消しゴムで消したりする必要がないので、提出物を傷めずに済みます。
- Q. 中古で買った問題集の書き込みは消せますか?
- 前の持ち主の書き込みも、鉛筆か色ペンかを問わずAIが手書きとして判定して消せます。ページを撮影して消したものを印刷すれば、書き込みのない状態で解けます。ただし印刷された解説や図はそのまま残ります。
- Q. 問題集の書き込みを消せる無料のアプリやサイトはありますか?
- プリントリセットはブラウザで動く無料のWebサイトで、iPhoneでもAndroidでもアプリのインストールなしに使えます。書き込みの消去からPNG・PDFでの保存、印刷まで無料です。画像は端末の中だけで処理され、サーバーへ送信されません。