書き込んだプリント・問題集をもう一度使う方法4選(消しゴム・コピー・スキャン・アプリ)
「このプリント、もう一回やらせたい」— 間違いが多かった単元のプリントや、良問ぞろいのドリル。そう思ったときには、もう子どもの字と丸付けでいっぱい…という経験、ありませんか。
結論: 書き込んだプリントをもう一度使う方法は4つ。これから解くなら事前にコピー、もう書き込んでしまったなら「消しゴム」「画像編集」「AIで書き込みだけ消して再印刷」のどれか。ページ数が多い・赤ペンがあるならAIが最短です。
1枚もののプリントではなく問題集・ワークなど冊子に書き込んでしまった場合は、事前コピーが使えず選べる手が変わります。冊子の場合はこちらにまとめました。
書き込み済みのプリントや問題集をもう一度使う方法は、大きく4つあります。「これから解くプリント」に効く予防策と、「もう書き込んでしまったプリント」への対処法に分けて、手間と仕上がりを正直に比較します。
方法1【予防策】: 解く前にコピー・スキャンで控えを残す
いちばん確実なのは、解く前に控えを作っておくことです。コンビニや家庭用複合機でコピーを1部取る、またはスキャンしてPDFで保存しておけば、何周でも印刷できます。市販のドリルや塾の良問プリントなど、「繰り返し使う」と最初から分かっている教材には特に有効です。
弱点は、事前に準備していた場合にしか使えないこと。もう書き込んでしまったプリントには適用できず、毎回すべてのプリントをコピーする習慣は正直続きません。「これは2周やる」と決めた教材だけに絞るのが現実的です。
向いているケース: これから解くプリント。市販ドリルの保存用に

方法2【対処法】: 鉛筆の書き込みなら消しゴムで戻す
鉛筆の書き込みだけなら消しゴムで消せます。ただし、赤ペンの丸付けは消えません。量が多いと時間がかかり、力を入れると紙が破れたりシワになったりします。
向いているケース: 書き込みが少なく、丸付けがされていないプリント
方法3【対処法】: スキャン画像を編集ソフトで修正する
スキャナーやスマホで取り込み、画像編集ソフトで手書き部分を消す方法です。仕上がりはきれいにできますが、1枚ずつ手作業で消すのはかなりの手間で、画像編集の慣れも必要です。
向いているケース: 画像編集が得意で、特にきれいに仕上げたい1枚
方法4【対処法】: AIアプリで書き込みを消して再印刷する
もう書き込んでしまったプリントに一番向いているのがこの方法です。スマホで撮影すると、AIが鉛筆の答え・赤ペンの丸付けなどの手書き部分だけを判定して消し、印刷された問題文はそのまま残します。「プリントリセット」なら無料・登録不要で、画像は端末の中だけで処理され、サーバーに送信されません。
撮影から保存・再印刷までの詳しい手順と、消しゴム・薄めコピーとの仕上がりの違いは、プリントを白紙に戻す方法4つの記事で解説しています。
向いているケース: 丸付けまで済んでしまったプリント。枚数が多いとき
問題集・ワーク(冊子)に書き込んでしまったとき
同じ「書き込んだ教材」でも、冊子は1枚もののプリントより選べる手が少なくなります。すでに書き込んだ後なので方法1の事前コピーは使えず、製本されているのでコピー機に平らに置けず、学校のワークは書き込んだまま提出しなければならないこともあります。
この状況でよく挙がる方法と、その限界は次のとおりです。
- 下敷きや紙で答えを隠し、ノートに解く — 道具がすぐ揃うのが利点です。ただし図やグラフに重なった書き込みは隠しきれず、解答欄が本体にあるぶん問題番号との対応も崩れがちです
- 付箋や修正テープで隠す — 数ページなら現実的です。書き込みが多いと貼る枚数が増え、冊子が分厚くなって剥がれます
- フリクションで書いた場合は熱で消す — フリクションのインクは60℃以上で無色になります(パイロットの公式サイトより)。鉛筆や普通のボールペンには効きません。アイロンやドライヤーの熱で紙が波打つことがあり、マイナス10℃以下に置くと色が戻る点にも注意してください
- 撮影して画像編集アプリで塗りつぶす — 仕上がりは自由に調整できますが、1ページずつ手作業になります
冊子に手を触れずに2回目を用意するなら、ページを片面ずつ真上から撮影し、AIで書き込みだけを消して印刷するのがいちばん手数が少なくなります。提出用のワークは書き込んだまま残せるので、提出物の締切ともぶつかりません。見開きのまま撮るとノド(中央の綴じ部分)の影で精度が落ちるため、必ず片ページずつ撮ってください。
テスト前の段取り、中古で買った問題集の書き込み、過去問の扱いは書き込んだワーク・問題集を2回目に使う方法にまとめています。
向いているケース: 提出物のワーク・過去問・中古で買った問題集
4つの方法の比較まとめ
| 方法 | 手間 | 丸付けも消せる | 費用 |
|---|---|---|---|
| 事前コピー | 小(ただし事前準備が必須) | 対象外 | コピー代 |
| 消しゴム | 大(1枚ずつ手作業) | × | ほぼ0円 |
| スキャン+画像編集 | 大(編集スキル必要) | ○ | 0円〜 |
| プリントリセット | 小(撮影するだけ) | ○ | 無料 |
よくある質問
- Q. 書き込んでしまった宿題プリントを、もう一度使うにはどうすればいいですか?
- 方法は4つあります。事前にコピー・スキャンで控えを残す(予防)、鉛筆なら消しゴムで消す、スキャン画像を編集ソフトで修正する、AIで書き込みだけを消して再印刷する、です。すでに書き込んでしまった後なら、後ろの3つが対処法になります。
- Q. 書き込んだ問題集を、冊子のままもう一度解けますか?
- 冊子そのものを白紙に戻すことはできませんが、2回目用の紙は作れます。ページを片面ずつ真上から撮影してAIで書き込みだけを消し、印刷すれば、提出用のワークに触れずに解き直せます。下敷きで隠す・付箋を貼る方法は数ページなら有効ですが、書き込みが多いページや図に重なった書き込みは隠しきれません。
- Q. いちばん手間が少ない方法はどれですか?
- 書き込みが数ページなら消しゴム、ページ数が多い・赤ペンの丸付けもある場合はAIで消して再印刷する方法です。プリントリセットならスマホで撮影するだけで、鉛筆と赤ペンをまとめて消し、PNG・PDFで保存・印刷まで無料でできます。
- Q. 次から困らないための習慣はありますか?
- 解く前にスマホで1枚撮っておく、またはコンビニでコピーを1部取っておくのがいちばん確実です。撮っておけば、書き込んだ後でもAIで消して白紙に戻すときの元画像にもなります。